TK 鎌倉時代の平均寿命 

鎌倉時代の人たちの寿命はどれくらいだったのか。幕府があった鎌倉で出土した人骨の分析
では、平均寿命は24歳にとどまっていたという研究結果がまとまりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/04/k20051103000109.html

の研究は聖マリアンナ医科大学の平田和明教授が、鎌倉時代に墓地があった鎌倉市の由比ヶ浜
南遺跡から出土した人骨を分析しました。歯や骨の分析が可能な260体について、亡くなった
年齢を調べた結果、15歳未満の子どもとみられるものが77体と全体の3割を占めた一方で、55歳
以上は5体にとどまりました。平均寿命の推定値は24歳になりました。

このころの日本人の平均寿命は、分析可能な記録や人骨が乏しいため研究がほとんど行われて
おらず、奈良時代と江戸時代の記録に基づく研究結果から推定して、30歳前後とされていました。
平田教授は「平均寿命の短さに驚いた。戦乱や災害、都市の劣悪な環境などさまざまな要因が
重なっていると考えられ、中世の都市、鎌倉に住む人たちの多難な暮らしぶりがうかがえる」
と話しています。
 
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/04/d20051103000109.html

(出典 http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1131035478/)
【キーワード】 平均寿命 鎌倉時代
考古学的研究
参考
  2010年6月17日 (木)
縄文時代の平均寿命は14.6歳

雑誌「大法輪」の今月号の特集は「死」(ここ)。縁起でもない話題だが、実に広範囲の視点から
「死」を論じていてなかなか面白い。そこからの話題・・・

「日本の平均寿命の歴史
・・・縄文時代の平均寿命について小林和正教授が縄文人骨を分析した結果、平均寿命は14.6歳
と推定している。鎌倉時代の平均寿命については、平田和明教授らが鎌倉市由比ヶ浜南遺跡から
出土した人骨を分析して、24歳と推定している。江戸時代の平均寿命は農村の過去帳調査の報
告によると、男が36.8歳、女子が26.5歳であり、深川で発掘された骨から推測した江戸時代後期の
平均寿命は男が45.5歳、女が40.6歳であった。江戸時代では男女の平均寿命は男性が女性より
長かった。出産での死が多かったことも影響しているのだろう。
明治になると、明治4年(1871年)に「検戸の法」の制定により戸籍がつくられ、さらに明治7年に医
制が交付され、明治9年から全国で死亡数、死因の調査を行い、衛生統計が取られるようになると、
それをもとに生命表が造られ、平均寿命が計算された。明治24年から31年(1891~1898)の平均
寿命は男42.8歳、女44.3歳である。大正10年から14年(1921~1925)の平均寿命は男42.06歳、
女43.20歳である。
その後、昭和10年(1935)まで平均寿命は徐々に伸びたが、戦時中に低下し、昭和20年の男23.9歳、
女37.5歳と最低になった。そして昭和22年に男女とも50歳代になる。初めて人生50年になったのだ。
昭和26年には60台に入り、昭和46年に70歳を超えた。昭和59年女性の平均寿命は80.18歳と80代
に入ったが、男性は74.54歳であった。平成20年(2008)の平均寿命は男が79.29歳、女は86.05歳で
ある。なお世界の平均寿命は男性が66歳、女性が68歳で、日本女性は世界1位、男性が2位である。
(酒井シヅ)」 (「大法輪」2010年7月号p109より)

参考
 「平均寿命は33~34歳の鎌倉期、親鸞聖人は90歳。」藤岡道夫(山口県周防市大光寺)