SI 4日ぶりの救出


救出船員、空気残る船内で過ごす/八丈島沖の漁船転覆事故
2009/10/29 00:04

 伊豆諸島の八丈島近海で鎮西町漁協(佐賀県唐津市)所属の漁船第1幸福丸が転覆した事故で、乗組員8人のうち、4日ぶりに救出された3人は28日、海上保安庁の調べに「空気の残る船内の居住室にいた。転覆の際、船長は船橋にいた。不明の4人は転覆後に船外へ脱出した」と述べた。

 船長は死亡が確認され、残る4人は依然行方不明のまま。「4人は救命胴衣を着けていなかった」という。海上保安庁は引き続き付近海域を捜索。転覆した船体を八丈島までえい航、遭難した原因の調査も進める。

 救出された静岡県下田市の宇都宮森義さん(57)、大阪市の早川雅雄さん(38)、静岡市の鳰原貴光さん(33)の3人は八丈島の病院に運ばれ、診察を受けた。いずれも脱水症状がみられ1~2日入院するが、健康状態に大きな問題はない。

 海上保安庁によると、幸福丸は八丈島の北北東約55キロの海上で船底を上向きにした状態で発見された。八丈町消防本部によると、3人は搬送時「(ひっくり返り)天井が床になった状態で過ごしていた」「食事はなく、水だけを飲んでいた。水も少ししかなかった」と話したという。

 一方、八丈島の北約20キロに漂う救命いかだで見つかった下田市の船長牧山新吾さん(40)は28日午後、死亡が確認された

        
(出典 四国新聞 )
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