SC 親鸞聖人の「反」

   宗祖の「反」の用法
親鸞聖人の和讃によくでる御左訓の「反」の問題について、梯俊夫
「『三帖和讃』の左訓に見る「反」について」(『顕真学報』29所載)と
いう論文を入手できました。1940年のもので、読みにくい文体ですが、
概略次のように読み取れました。

1 「反」は「ト、ヨム」と読む(妙玄寺 義門 という人の説)
2 その「ヨム」には宗祖の場合3つの用法・意味合いがある。
 ①「反」即音 (例 宿 シウ反)…漢文の読み方
 ②「反」即訓 (例 畢 オワリ反 ツイニ反) …和文での訓み方
 ③「反」即義 (例 解脱 サトリ反)…意味
  そして、①、②は『倭名鈔』『万葉集』などに例があるが、③はなく、
宗祖独特のものである。

(出典 藤枝宏壽ノート)
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