SC 荼毘

 荼毘(だび)とは、
「パーリ語 jhāpetiの音写。死者を火葬にすること。梵焼などと漢訳される。日本では,文武4 (700) 年の道昭の火葬がその最初という。」
とブリタニカ国際辞典に載っている。
 インドでは古くから四葬(水葬・火葬・土葬・風葬)の風習があったが、その中でも火葬が最も重んじられ、正葬とされていた。
 釈尊の遺骸も、転輪聖王の葬法にならって、荼毘に付されたと伝えられている。
 釈尊の荼毘所はラマバルと言われる大きな土饅頭型の遺跡になっている。そこを訪れたとき通訳に聞いた話。
 釈尊の御遺骸を金棺に納め、積み上げた香木の上に置いて火を付けようとするが燃えない。
七日経って、旅に出ていた摩訶迦葉が帰ってきて初めて火が燃え上がり荼毘ができたという。
 仏舎利(遺骨)は、争奪を抑えて八分割された(1.クシナガラのマツラ族 2.マガダ国のアジャセ王 3.ベーシャリのリツヤビ族 4.カピラバスツのシャカ族 5.アッラカッパのプー族 6.ラーマ村のコーリヤ族 7.ヴェータデーバのバラモン 8.パーヴァのマッラ族)。

(出典 聞法ノート)
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