RE 狼少女

 もう90年ほども前、1920年にインドの西ベンガル州で狼とともに暮らしているのを発見された二人の少女のことです。シング牧師が、現地人から近くのジャングルに恐ろしい化け物がいるから追い払って欲しいとの通報で発見しました。年少の子は「アマラ」と名づけられましたが、約1歳6ヶ月、年長の子(「カマラ」)が8歳ぐらい。アマラとカマラはともに狼のような振る舞いでした。ひざや腰の関節はかたく、立ち上がったり歩いたりすることはできず、四つ足で移動しました。食事は生肉と牛乳を好み、食べるときは手を使わず地面に置かれた皿に顔を近づけてなめるようにして口に入れました。 聴覚・嗅覚は鋭く、70m離れたところに捨てられた鳥の内臓を察知し、その方向に四つ足で走っていきました。真夜中に遠吠えのような声をたてる以外は音声を発しなかったそうです。
 連れて帰ってきて、言葉を教え、立って歩くように育てようとしましたが失敗、二人とも人間になれず、アマラは翌年、カマラは8年後に死んでしまったということです。

<参照>HG 猫は猫になるが

       
(出典 宏壽 聞法ノート ネット取材)
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