RE 三つ子の魂

盗癖の直らぬ青年を取り調べたら次のようなことが分かった。
 三歳ぐらいのころ、母親に連れられてスーパーへ行った。母親の買い物籠に似た子供用のかごを腕にかけて、母親の後をついていった。とある角っこで積んであったチョコレートにかごがふれたら、一つがかごの中に入った。「あっ、入ったよ」と子どもは云ったが、母親はさっさと先をいくだけ。
 スーパーを出たとき、母親が
「坊や、うまくやったね」
とほめたという。
 その坊やは、それ以来万引き、盗みの病みつきになったのであった。

 間違った親の教育や恐るべし。 

(出典 宏壽 聞法ノート 伝聞)
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