KB 無上と有上

 また「無上の功徳」とはこれ有上に対する言なり。
余行をもつて有上となし、念仏をもつ
て無上となす。すでに一念をもつて一無上となす。
・・・念仏恒沙なれば、無上の功徳また恒沙なるべし。
かくのごとく知るべし。しかれば、もろもろの往生を願
求せん人、なんぞ無上大利
の念仏を廃して、あながちに有上小利の余行を修せ
んや。
選択集 大利無上
        
(出典 源空『選択集』 大利無上)
【キーワード】  念仏 無上 余行 有上 

参考
 「無上」とは、ここまで覚ったらこれでよしということが
ない=ここまで衆生を救ったらもうこれでよしというこ
とがない、どこまでも、どこまでも救い続ける、(上限が
ないこと)。
「我行精進忍終不悔」のこころ。