IN 「仮の世の」 他九俳句
・仮の世の仮想通貨や春の雪 
            (西海市)前田一草
・自分史に書けぬ自分の木下闇(こしたやみ)
           (茅ヶ崎市)水野秋夫
・今日生きてをり一身に朝桜
            (柏原市)早川水鳥
・着るものにもう迷いなし冬に入る
          (藤沢市)小田島美紀子
・闇汁のような国会吾が祖国
            (松戸市)大谷昌弘
・死ぬという大事忘れて日向ぼこ
           (横須賀市)佐藤博一
・人間の裏ばかり見て底冷えて 
            (清瀬市)峠谷清広
・湯豆腐は魂をゆるめて食べるもの
             (新潟市)岩田 桂
・常ならぬことが世の常花の散る
         (香川県琴平町)三宅久美子
・国語より算数よりも兜虫
             (神戸市)藤井啓子 
       
(出典 朝日俳壇 平成20-30年)
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