IN 「逝くときの」 他3首

☆逝くときの残す言葉を胸に寝る「ありがとうよ」の後に「ごめんね」
                                  (八王子市) 間渕昭次
☆己が子を殺(あや)め自首せる高齢の人を思いていつしか夜明け  
                                  (八王子市) 青木一秋
☆弾(たま)となり人殺せしか我が寺の供出させられし釣り鐘は
                                    (三原市) 岡田独甫
☆妻の呉れにし病気平癒のおまもりを持ち早朝を入院したり
                                    (和泉市) 長見幹也

(出典 朝日歌壇 令和1年5・6月)
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