IN 辞世(有名人など)

○死にとうない、ああ死にとうない、死にとう ない
 (弟子 まさか。それだけですか?)
ほんまじゃ、ほんまじゃ
                (禅僧 仙厓)

○大海の磯もとどろに寄する波
  敗れて砕けて裂けて散るかも
        (源実朝 最後の源氏将軍)

○ 露と置き 露と消へにし 我が身かな 
    浪華のことも 夢のまた夢
                   豊臣秀吉

○旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る   
                 松尾芭蕉

○ この世をば どりゃお暇(いとま)に 
 せん香と 煙とともに ハイ(灰)左様なら
                十返舎一九

○ 生き過ぎて 七十五年 喰ひつぶす 
 限り知られぬ 天地(あまつち)の恩         
                大田蜀山人

○石川や 浜の真砂は 尽きるとも
    世に盗人の  種は尽きまじ
               石川五右エ門

○散る桜 残る桜も 散る桜
                   良寛

○良寛に辞世あるかと人問はば
   南無阿弥陀仏といふと答へよ
                    良寛

○「親思う 心に勝る 親心 
  今日の音ずれ 何と聞くらん」
 「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 
  留め置かまし 大和魂」
             吉田松陰

○みな人の別れゆく日は異なれど
      再び会はむ弥陀の浄土で  
              大江淳誠和上



(出典 宏壽 聞法ノート)
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