IN 母の最後

在りし日の母の勤行(つとめ)の正信偈
 わが耳底に 一生(ひとま)ひびかむ
               吉野 秀雄

こと切れし母がみ手とり懐に
      温めまいらす子なれば我は 
              吉野 秀雄

意識なき臨終の母のお念仏
     二十九年経し今も聞こゆる
              前 登志夫

いのちある人集まりて我が母の
    死に行くを見たり死に行くを
               齊藤茂吉

(出典 吉野秀雄)
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