HY サイレントゾーン(法事の意義 2)

元青函連絡船 八甲田丸の
無線通信室の中の時計:

時計の3時と9時台が赤く塗られている部分は「サイレントゾーン」
という。海上で緊急事態に陥った船からの救難信号を救助機関
が受信しやすくするため15分ごとに3分間ずつ通信信号の発信
を止めるように、その時間帯を色で示している。船によっては6時
と12時にも示している。

《味わい》
  我々の日常生活は喧騒に満ちている。自分から他への発信、
他からの受信。この世での情報のやりとりにのみ没頭しているの
ではないか。
 せめて一日何回か、一年に何回か、数年に一回でも、この世の
次元での送受信をやめ、異なる次元からの、先祖からの、仏か
らの信号を受信する「サイレントゾーン」を設けたらどうであろう。
 法事もその「サイレントゾーン」のひと時である。静かに読経を
聞き、法話を聞いて、人生の意義をしっかり考える・聞思するひ
と時であありたい。

※「HY 頭のいい人」参照
        
(出典 宏壽『聞法ノート』)
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