HY 念仏者の三病

   「念仏者の三病」
三河の七三郎がよく人々に教化したという。
  念仏者には、三病があるぞ。
 一つには、ご恩忘れる病。
   「如来大悲の恩徳は 
    身を粉にしても報ずべし」
    といわれてあるのに。
 二つには、念仏を懈怠する病。
   「弥陀大悲の誓願を 
    ふかく信ぜんひとはみな 
    ねてもさめてもへだたなく
    南無阿弥陀仏をとなふべし」
    とあるのに。
 三つには、寺詣り怠る病。
    「たとひ大千世界に 
     みてらん火をもすぎゆきて 
     仏のみ名をきくひとは
    ながく不退にかなふなり」
    とあるのに。
        
(出典 三河の七三郎 伝聞)
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