HY 無言の行

四人の僧が灯火一つの下で無言の行をしている。
そこへ突風が来て、火が消えた。
僧1 「あっ、灯が消えた!」
僧2 「お前は、しゃべったな」
僧3 「そう言っているお前も、無言の行を破
    ったぞ」
僧4 「みなだめだ。私だけだ、残ったのは」

このように、「私」にとらわれている我執は根深い。
無意識の中に我執がある。
「私をどうして認めてくれないのか」
「私に悪意をもっているのか」
などと、いつも「私」にとらわれているのが、我々
の生活である。
        
(出典 浅井成海)
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        無明 ねっこの煩悩