HY 金魚のお葬式 (人間の独善)

 貰ってきた金魚三匹。息子たち大喜び。しかし
翌日「お父さん、金魚さんひっくりかえってねんね
しているよ」「かわいそうに、死んでしまったんだ
よ」「じゃ、お父さん、お庭に埋めてあげよう」・・・
埋めて石をおいて、みんなで「なんまんだぶ」。
 夕食のとき、息子「お父さん、そのお魚さんの
お葬式いなくっていいの?」「???(えっ、この
お刺身の魚のこと?)」「だって、どっちも
おなじお魚さんでしょう」
 ・・・なんと、人間の「いのち」の考え方の甘いこ
と!(焼き鳥屋で打ち上げをしている「野鳥
を守る会」のメンバーと同じじゃないか)

(出典 『大乗』平成14年9月号86-88頁)
【キーワード】 いのち 動物愛語 偽善
  人間の独善 罪業深重