HY 相手の心を聞く(先意承問)

某アメリカ人の大物企業家が「日本人の本当の心を知りたい」と来日視察。大企業のみならず小企業へも、その方が日本人の真相に触れられると思ったから。
 ある中小企業会社を出るとき、地下鉄に乗る小銭がないことに気づき、万札をくずしてくれと出口の受付にたのむ。「ちょっと待ってください」・・・やがて封筒に入れ来たのは、千円札8枚、五百円札2枚、百円玉9ヶ、十円玉10ヶだった。このきめ細かさに日本人の心を見たという。
 「聞」とは相手の心をきくことである。
        
(出典 三﨑霊証法話 聞法ノート)
【キーワード】 両替 細心の気遣い
     日本人の心 相手の身になって
先意承問
参考
 無量寿経に「先意承問(せんにじようもん)」(意に先んじて承問す)(=衆生の意に先立ち、志すところを承け問うて、要求を満たすことをいう=相手の心を汲み取ってよく受け入れる)とある。