HY 極楽と地獄の規則

   G(極楽)の規則 
   J(地獄)の規則

① G まず人の身の上を思うべし
  J まず己の身の上を思うべし
② G 人に迷惑をかけぬようにせよ
  J 己に迷惑のかからぬようにせよ
③ G 容(ゆる)せ
  J 責めよ
④ G 不利と思う場合にも正しく渡れ
  J 不利と思う場合にはごまかして渡れ
⑤ G 働かれる間はなるべく働け
  J 遊ばれる間はなるべく遊べ
⑥ G 人には使われよ
  J 人を使え
⑦ G 苦しいことは自分がして
     楽なことは人にさせよ
  J 苦しいことは人にさせ
     楽なことは自分がせよ
この世の世渡り術がむづかしいのは、地獄の規則を用い
ながら極楽の世界に住もうという虫のよい注文をしている
からだ。
               後藤静香

(出典 山田(旧姓 吉田)なつえ所蔵の本
    後藤静香『歓喜』(昭和5年)44頁
   「幸福の国」
【キーワード】自己中心 他人優先 地獄
       極楽 修養